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塩分を控えろとは

生活習慣病として動脈硬化が注目されているのは、周知の事実である。そして、その一つとして、体内の中に存在しているLDLなど、いわゆる悪玉菌の増殖が一役かっている。そして、その事だけではないのだが、やはり現代の食生活には脂質の増殖はどうやら切ってもきれない状態であると言える。もし、それが実現するのであれば、巷に広がるファーストフード店はこんなに繁盛しないはずである。
高血圧はどうであろうか?昔、日本人は塩分は多く摂取していた。自分の家の食卓に醤油がない家庭は恐らく日本人の家庭では存在しないと思われる。これは、日本人の発展の歴史に起因している。また、日本人は昔から農耕民族であり、肉などを取る狩猟型の生活スタイルではなく、魚などからその栄養を取っていた。当然のことながら、山岳部ではそれを長期保存するためにあらゆる方法が使われてきた。そう、塩で漬ける方法である。そのほかにも、すじこ、干物、味噌など日本人は食塩を使う発酵食品をこよなく愛した民族であるといえる。塩分は高張性であるので効率よく食物から水分を排出させることで、食物内の細菌の産生を押さえ、長期を保存に適した状態を作り上げる。しかし、当然のことながら、食塩の増加は別の疾患をもたらした。それが、ネフローゼ症候群であったり、代表的には高血圧だ。私たちの文化環境では高血圧に適した生活スタイルであると言える。また、日本人は昔からどちらかというと、甘さという味よりもより、しょっぱい物を好む人が多い。これも一つの原因だ。
以前は、日本人の食塩摂取量は約一日あたり12gと大変な量であって、あまりピンとこないかしれないが、高血圧の食塩摂取制限量は一日あたり約6.5g以下とされているので、量としては単純に2倍。客観的に数字だけを見てもその摂取量は相当な量である。
「減塩生活」という単語が頻繁に雑誌などのメディアに登場したのはいつごろであるか、定かではないが少なくともこの単語があるということは、日本人は意図的に食塩を少なくする必要があるという認識が必要であると言えるであろう。
そのためには、私たちは自分の身体を守る知識だけではなく、自分の家族守る術として、減塩に取り組むべきであるといえる。このことがきっかけとして動けば、それは単純に生活スタイルを変えていくという方向性に向かうはずだ。
健康食品も身体にはよいのだが、生活スタイルを変えていくほうがより実践的であると言えるし、そのほうがお金もかからなく、経済的であるといえる。なにより、この不況の昨今である。お金を省みつつ、長期的なビジョンを持つということはそれだけで、人生をより良くさせることができるはずだ。

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