環境セッティングの方法とは
環境をセッティングする上で一番重要となるのは、その置かれている状況であると考えられる。騒々しい場所で落ち着く人間もいるし、そういうのが好みな人もいるだろうが、一般的には静かで適度な温度と湿度な環境で、柔らかい素材のものが好みな人もいるだろう。それは食事をする上でもまったく変わらない。つまるところ、人が好みなものという風に言われていることには、大きな違いは認められないといえることができる。複雑な世の中であるが、それが一つの真実であるといっても過言ではない。
アロマテラピーにおいて、どこかの施設等で利用するような施術ベッドは普通はないので、家庭の中で使える清潔なベッドが随時必要となる。高価なものを必要としないが、清潔あることは必要だ。最近では自宅で簡素に利用できるマットレスも豊富にあるので、それを利用する事もできるだろう。
また、マットレスの場合は床に直接そのマットを置くので、適度な硬さが必要となる。この場合、人の身体は適度な弯曲を描いており、頚部は前に約15度、胸部は後弯に20度前後、腰部は前弯している。これは生理的弯曲と医学的に説明されており、cobb角などで測定される。いずれにしてもあまりにも、柔らかく身体が沈むようなマットレスは人が休むような設計ではない。低汎発マットレスも一般的には有効なように報道されているが、その有効性がどこまで効果的なのかは人による。やはりマットや枕というのは個人差があるので、自分に合ったものを使用していくほうが理想的である。
そして、マットに使う素材は天然系のコットンが理想的である。人は何もしていない状態でも不乾生蒸発をしているので、その汗を吸収していくことが重要である。少し脇道にそれるが、一日はいた靴下では約700mlもの水を排出していくことが知られている。これが身体全体ではどうであろうか?夜寝るときに使用している、ベッドのシーツなどをこまめに洗濯するだけでも、身体の恒常性の一助になることがこれからもお分かりいただけると思う。
そして、実際にこれを実践する際には解剖学的なリンパの流れや東洋医学的なツボを刺激することで、それを完成している。したがって、どのような方法であるにしても、解剖学の知識を要求するものだといえる。人のやり方はそれぞれ異なるのだが、人の解剖学的な差異は比較的少ない。つまり、これが基礎であるといえる。
あと、環境という問題でいくとその音が問題となる。ヒトの聴覚は40Hzから2万Hzなでの低音域から高音閾までを聞き取れることが、理論的には可能であるが、生理的には400Hzを超えたあたりから、不快な音として認識するとされている。また、その際に流れる音楽もメッセージ性の強い音よりも、脳電図上でヒトが起きてるときに、目をつむるとα波が検出されるのであるが、これが前頭葉だけでなく比較的全体に検出されるものが望ましいとされている。ちなみに、覚醒時はβ波検出される。